微生物細胞機構学分野へようこそ
私たちは光合成微生物を主な研究材料に用いて、食品・エネルギー・環境・医療分野に貢献する生命機能の原理を、ゲノム科学・分子細胞生化学・植物生理学・農芸化学の立場から解明しようとしています。 具体的には、「効率的な光合成を支えるCO2濃縮機構、CO2・光・窒素などの環境変化に応答した遺伝子発現制御、光合成生物のCO2センサー、カルシウムイオンセンサー、液-液相分離するオルガネラの構築機構、DYRKファミリータンパク質によるシグナル伝達、光合成生物の比較ゲノム解析、遺伝子導入による有用物質・バイオ燃料生産の代謝工学」といった幅広い研究テーマに取り組んでいます。
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新着情報 過去のニュース
【学会・研究会】D3の嶋村さん、山野准教授がプリンストン大学で開かれたCCM10シンポジウムに参加し、それぞれポスター・口頭発表を行いました。(2022/7/10)
【論文】タンパク質リン酸化酵素TAR1の苔類ゼニゴケにおけるホモログの機能解析を行った論文(元博士課程学生、現・石川県立大PD 新川はるかさんが筆頭著者)がPlant Cell Physiology紙にアクセプトされました。(2022/6/14)
【学会・研究会】第63回日本植物生理学会年会がオンライン形式で開催され、D2の嶋村さん、M2の大垣さん、小峠さん、安田さん、助教の辻先生が発表を行いました。(2022/3/22)
【研究室】生命科学研究科のSpring Schoolで受け入れた学部生2名がゲノム編集や高解像度蛍光顕微鏡を用いた研究を体験しました。新しい知見の発見にも繋がりました。(2022/3/18)
【学会・研究会】辻助教がオーガナイザーの一人を務めた第17回京都大学植物縦横無尽の会ワークショップに多くのラボメンバーが参加しました。M2の小峠君と安田さんがポスター発表を行いました。(2021/11/12)
【論文】bZIP型転写因子がCO2濃縮機構の一部を制御することで酸化ストレスに耐性を付与することを明らかにした論文がPlant Cell誌にアクセプトされました。(2021/11/10)
【論文】CO2濃縮機構において重要な葉緑体タンパク質LCIBがCO2濃度に依存して局在を変化させることを明らかにした論文がPlant Physiology誌にアクセプトされました。(2021/10/15)
【論文】海洋性珪藻のナトリウム塩に低依存的なCO2濃縮機構について明らかにした論文がMarine Biotechnology 誌にアクセプトされました。(2021/6/9)