人材育成
個人の潜在的な能力を引き出し、社会で活躍できる人材を養成したいと考えています。このために、チームとしての協調性と独立したひとりの研究者としての課題解決力を重視しています。研究室では、実際に生命科学の最前線の知識と技術を用いて基礎研究と応用研究に深く取り組み、自由な発想と実践力を身につけてもらいます。将来は生命科学を推進する研究者はもとより、民間を含む研究機関での技術開発者、教育・行政のリーダーとして活躍することが期待されます。また、情報科学と実験科学をリアル二刀流でこなせる人材の育成にも力を入れています。
現在受けている主な研究助成
・基盤研究(B)(2024-2027 代表:山野)「藻類のCO2濃縮オルガネラによる水圏光合成の制御の分子基盤 」・学術変革領域研究(A) (2025-2029 分担:山野)「pH応答生物学の確立」(代表:荻沼 政之・理研・開拓研究所・理研ECL研究チームリーダー)
・学術変革領域研究(A) (2025-2029 分担:山野)「植物のpHストレス応答機構」(代表:馬 建鋒・岡山大学・先鋭研究領域・教授)
・革新的GX技術創出事業(GteX)(2023-2027 分担:山野)「先端的植物バイオものづくり基盤の構築」
・ 過去に受けた主な科研費については
・科学研究費助成事業データベース(KAKEN)
・日本の研究.com
を参照してください
研究室構成員のバックグラウンド
これまでに在籍した大学院生の出身大学は、東京理科大学・信州大学・京都大学・京都工芸繊維大学・京都府立大学・立命館大学・大阪大学・大阪府立大学・奈良女子大学・滋賀県立大学・近畿大学・岡山大学・広島大学・広島県立大学・熊本大学など多岐にわたり、そのバックグラウンドは理学、農学、薬学、化学、工学など多彩です。分野が変わっても研究を新しくスタートできるように、基本的なところから手厚くサポートします。
修了・学位取得後の進路
・博士課程修了者プリンストン大学研究員、ミシガン大学研究員、ジョージア大学研究員、京都大学教員、理化学研究所研究員、立命館大学研究員、石川県立大研究員 etc.
・修士課程修了者
京都大学博士課程進学、ミシガン州立大学博士課程進学、農水省、厚労省、みずほ銀行、P&G、ボストンコンサルティング、アーンスト・アンド・ヤング・アドバイザリー、中部電力、NEDO、東燃ゼネラル石油、グラクソスミスクライン、ロレアル etc.
研究室見学
研究室見学はいつでも歓迎しています。まずは分野主任の山野までメール(tyamano[at]lif.kyoto-u.ac.jp)してください。微細藻、光合成研究、ゲノム研究、バイオテクノロジー、分子細胞生物学、微生物学等に興味のある学部生の見学も歓迎します。